08/02/29: オイルキャッチタンクの取付けとPCVバルブの作成

チャイナバイクのエンジンはクランクケース内の排圧負圧を大気中にたれ流しています。
これじゃ環境にも悪いし、燃費も悪い。
んじゃって事でPCVバルブ(ブローバイ還元装置)を自作します。

クランクケース内にはピストンリングから漏れた未燃焼ガス(ブローバイ)が入って来て(内圧がかかる)クランキングの邪魔をします。
通常、その内圧と未燃焼ガスを共に吸気ボックスに戻して再燃焼させます。

残念な事にチャイナバイクはその様な構造には、なっていないのでオイルキャッチタンクの取付けのついでに作成しましょう。

ワンウェイバルブ(空気が一方通行になる物)を作れば良いので、ニップルだけホームセンターで買って来ました。

3/8ニップル
コンパクトにする為、3/8ニップル(1個240円)の頭を3コマ分切ります。

自作PCVの部品
材料はニップル2個、内径15mmの耐圧耐油ホース、ステンレスネジ4×25mm、ナット2個

ネジの丸みが気密弁の役割をします、ナットに切れ目を入れて反対側にくっつかない様にします。

繋いでタイラップで固定
中にネジ(これがコマになります)を入れてタイラップで固定します。

試しに口で吹いて見ましたが、スムーズに作動しています。
反対側からは吹き込んで見ると弁で気密されます。

ブローバイ還元
排気ホースをエアフィルターに取り付けて試走してみましたがあまり変わりませんでした。
燃費とかが変るか経過をみます。