都議選から1週間経ちましたが、第一党に躍進した民主党には早くも不安要素が一杯のようです。


風の行方は?民主、都議選圧勝も希薄な一体感
2009.7.19 22:12産経新聞
 東京都議会選挙で圧勝し、第一党に躍り出た民主党。自民・公明を与党としてきた石原慎太郎知事の残り任期2年の都政運営は大きな岐路に立った。ただ、今回の都議選で民主党は告示直前に擁立した新人が複数当選し、1、2年生議員が8割と“風”に乗った感は否めない。選挙中、党の方針と異なる意見を訴えた候補者もいた。衆院解散を前に、党執行部と都議側との乖離(かいり)も浮き彫りになり、今後、議会運営の責任を全うできるのかは不透明だ。(石元悠生)
 衆院解散がほぼ確定した15日。都議会では民主の当選者を集め、都議選後初の会合が開かれた。会合は予定を大幅に超え、2時間半に及んだ。

 「執行部が、幹事長など都議団の役員人事を都連会長の菅直人衆院議員ら幹部3人へ一任すると提案したのが紛糾の発端」。出席者の一人は明かす。

 「衆院選まで時間がない。都議が幹事長選挙に没頭している余裕はない」と主張する菅氏に、都議は「きちんと選挙で決めるべきだ」と猛反発した。

 一任派と選挙派の間に怒号が飛び交う。菅氏は顔を紅潮させて怒鳴った。

 「政治家だろう。衆院選のことも考えてほしい」

 結論は出ず、23日の議員総会に持ち越されることに。執行部と都議との隔たりが露呈した一幕だった。

 都議選で民主は42選挙区のうち、9割の38選挙区でトップ当選した。229万8494票を獲得し、得票率は40・8%。前回よりも約126万票増えた。一方、自民は前回より11万8560票増やし145万8108票(得票率は25・9%)としたが、38議席の獲得にとどまった。得票数を衆院選小選挙区に当てはめると、民主の22勝1敗だ。

 1人区では民主が6勝1敗。千代田区では6期連続当選の自民都連幹事長が、告示9日前に出馬表明した26歳の民主新人に敗れた。告示までの1カ月で民主が公認したのは計7人。5勝2敗だった。

 「告示の3日前に公認された候補が通ったり、2週間前から始めた候補が、自民のエースを破る現象は異常。浮薄な選挙になった」
 石原知事は何度もこう語った。

 では、民主は第一党の責任を全うできるのか。当選54人のうち新人は過去最高の22人で、当選1、2回が全体の約8割を占める。

 都の幹部職員は「経験の乏しい都議が都庁の仕事を理解せずに議員の調査権を振りかざす可能性もある。早急に議員教育が必要だ」と危惧(きぐ)する。

 しかも、党の方針に反旗を翻す都議や候補も多い。

 都議選の争点の一つ、五輪招致。民主は賛成の立場なのに、ある候補は選挙公報に「ほかにすべきことがある」と明記し、反対の意を唱えた。石原知事が3選を果たした19年の都知事選では、数人の民主都議が知事支援に回って、処分されたこともある。

 国政の民主同様、統一感を欠く党内の調整が急務になる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090719/lcl0907192214002-n1.htm

第一党とは言え、都議の過半数(64人)には10人程足りません。
他党との共闘もありえますが、共産党(8人)の協力があってもまだ足らない。
やはり公明党との連携が必要になりそうですね。
まして、党内で意見の一致が難しい民主党では、党議拘束が難航しそうです。

自民党が大敗しても、依然キャスティングボードを持つ公明党は都議内で存在感を示して欲しいですね。