基本は手洗い

次の場合には、手洗いを行いましょう。
(1)調理をする前、トイレに行った後
(2)生肉、魚介類など生ものを取り扱った時
   特にカキ、アサリ、シジミ、ハマグリ等の二枚貝を取り扱った後は要注意
(3)加熱調理されずに提供・喫食される食品(サラダ、和え物、刺身等)の調理、盛り付け作業前
ノロウィルスの感染経路には、食品を介して感染する場合と、感染者のふん便やおう吐物に含まれるノロウィルスによって「ヒトからヒト」へ感染する場合があります。

いずれも感染経路となるのが手指です。

家族全員が、手洗いをきちんと行うことが感染予防の基本です。
日常的に手洗いを習慣づけることが重要です。
手洗いの前の準備
・爪は短く切っていますか?
・腕時計や指輪をはずしていますか?

汚れが残りやすいところ
・指先
・指の間
・親指の周り
・手首
・手のしわ

手洗いの仕方
1.手を水で濡らし、石けんをつけます。
2.両手の手のひらをこすり洗いします。
3.両手の甲をこすり洗いします。
4.両手の指先や爪の間をこすり洗いします。
5.両手の指の股をこすり洗いします。
6.右手の親指を左手全体で握り、こすり洗いをします。(左手も同様に洗います。)
7.左手首を右手の手のひらでこすり洗いします。(右手も同様に洗います。)
8.十分に水洗いし、石けんをよく洗い流します。(20~30秒間)
9.ペーパータオル又は清潔なタオルで、手を拭きます。

※石けんにはノロウィルスの感染力を失わせる効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ノロウィルスを手指からはがれやすくする効果があります。


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