高齢者医療制度骨子まとまる
2012年4月から介護療養型医療施設廃止


 政府は十日、増大する医療費の抑制を目的とした医療制度改革関連法案を閣議決定し、通常国会に提出した。


 老人保健法は「高齢者の医療の確保に関する法律」に改正され、40歳以上の加入者に対する糖尿病などの生活習慣病の健診や保健指導を義務付けるほか、新しい高齢者医療制度、医療費適正化の根拠法となる。
 介護療養型医療施設を2012年度から削除することや、医療費の自己負担との合計額で負担軽減を図ることを盛り込んだ介護保険法の改正案も提出された。


シルバー新報2月17日号より抜粋


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