想定
 とある地方に創価学会の会館がある。
 会館の近くの信号を、渡った所にバス停がある。
 会館で会合の度に、多くの会員がバス停~会館間を行き来し、離合集散を繰り返す。

 この会館では、一つの問題があった。
 会員がバス停から『信号無視』で会館側に渡って来るのである。
 地方でもあり、交通量がそう多くない事が、幸か不幸か信号無視を誘発している。


 さて、
 この状況を改善するには、どうしたら良いのでしょうか?

 1.四六時中、創価班牙城会が着任し信号無視する会員さんに注意し止める。
 2.退場の際、必ず信号を守る様にアナウンスする。
 3.運行会社と話し合い、バス停の位置を会館側にする。
 4.信号無視する会員の名前を、中心会館に貼りだし告発する。

 答えはあるようでない。(笑)
 どれも正解ではありませんね。
 1・3は実現は難しいし、2も一番現実的なようで「信号を守るように」なんていい歳した会員さんを馬鹿にしたアナウンスになって失礼な話。
 4は論外。(笑)

 大事なのは、会館近くの信号を無視して渡る人は、会館以外の他の信号でも無視して渡るって事。
 会館前の信号だけ、信号を守っても意味はない。
 会館の前でだけ信号無視が減れば良いって物でもない。
 常日ごろの遵法精神を身につけている国土世間にしなければ意味はない。
 池田先生は会合の行き帰りだけ、安全を祈られている訳でもない。
 日々の会員みんなの、安全を心配されているのだ。

 日々の家庭訪問や会話で啓蒙し、会員みんなが常識豊かに、遵法精神を持った社会人になっていく事が一番現実的な方法。

 直接信号無視する人を注意すれば、「あぁん、お前はポリかなんかか?」と逆ギレされたり(笑)、「あ~ら、ごめんなさい~次ちゃんと渡るわ~」と毎回言ってる婦人部とか居て凹みまくる。(笑)
 注意を言う方も「バイクが影から来るから、渡るな!」と怒鳴っちゃたりして、白蓮から「あの人コワイ」って評判立ったりする。(泣)

 こっちも大人、向こうも大人。
 優しい言い回しや、上に根回しして行けば変って来る。
 「先生が悲しまれるのは、注意すれば合わない事故に合う事が一番悲しまれます。」
 「事故なんて報告は先生にしたくありません、報告するなら勝利の報告をしましょう。」
 こう3年ぐらい会合の度に言っていれば、確実に信号無視は減る。
 そうしたら、終いにはきっと国土世間は変っているに違いない。