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 高齢者のご家族は活動的に生活されていますか?
 認知症(痴呆)や身体機能低下の大きな要因として、問題視されているのが、「閉じこもり」。
 一日のほとんどを、自宅やその周辺(庭先など)で過ごし、日常の生活行動範囲がきわめて縮小してしまった状態を指します。

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10:00:00
 先日、閣議決定した介護保険の改正で、来年度(2006年)から導入が予定されているのが「介護予防」。
 軽度者を対象に、要介護状態となることを予防するサービスを行なうものです。
とくに重要視されているのは、生活が不活発になることから心身機能が低下するのを防ぐこと。積極的に体を動かしてもらったり、外出を促したりすることで、自立した心身の維持に努めます。
 その際、これまでの介護給付とは別に、「予防給付」の制度が設けられることとなりました。介護給付を受けていた人も、受けていなかった人も、利用できるサービス内容が変わります。

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10:00:00
マネジメント運用強化も


 政府は八日の閣議で介護保険法改革法案を閣議決定した。改革の最大の焦点となる予防システムの強化では、軽度の認定者への「予防給付」のメニューは一七種類。何がどう給付抑制につながるかは、支給限度額などの政省令や報酬が固まってからでないと法案だけではわからない。厚生労働省の裁量に委ねられることになる。〇八年四月まで経過措置はあるが、今はまったく形のない地域包括支援センターを中核とする予防システムの導入には課題が山積している。

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10:00:00
今季もインフルエンザが流行りそうです。

神奈川県でもA型香港が1月16日~22日の間で217人と累計336人になり、
ここにきて倍以上に増えてきました。またB型も群馬などで報告されはじめました。


インフルエンザと普通の風邪

 普通の風邪とインフルエンザを混同してはいませんか。
 普通のかぜの症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳(せき)などが中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません。
 一方、インフルエンザの場合は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて普通のかぜと同様の、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。
 さらに、気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症化することがあるのもインフルエンザの特徴です。
 高齢者や、呼吸器や心臓などに慢性の病気を持つ人は重症化することが多いので、十分注意する必要があります。最悪の場合は死に至ることもあります。
 近年、小児がインフルエンザにかかると、まれに急性脳症を起こして死亡するといった問題も指摘されています。
 また、インフルエンザは基本的に流行性疾患で、我が国では例年11月~4月に流行しますが、一旦流行が始まると、短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点や、インフルエンザが流行した年には、高齢者の冬季の死亡率が普段の年より高くなるという点からも、普通のかぜとは異なります。

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10:00:00