07/01/19: ノロウィルスとは?
まず、はじめに!
前回の記事はこちら
改めてノロウィルスを学んでみましょう
○冬季を中心に、ノロウィルスによる健康障害が多発しています。
○幼児や高齢者など体の抵抗力が弱っている者がノロウィルスに感染すると、重症になることがありますから注意してください。
○ノロウィルスは、ほとんどの場合、何らかの事情で口から体内に入ることにより感染します。
○感染予防の基本は手洗いです。日頃から、食事前やトイレの後などにおいて、手を洗う習慣をつけましょう。
○手を洗う時は、石けんを使って、腕から指先までしっかり水洗いしましょう。
○二次感染(間接的な感染)を防ぐため、患者のふん便やおう吐物等に直接触れないよう、手袋を着用するなど、処理には十分注意してください。処理した後は、石けんでしっかり手を洗い、うがいをしましょう。
○体調が悪いときは早めに医師の診察を受けましょう。
○以下を参考に、ノロウィルスによる感染症及び食中毒の発生を予防しましょう。
ノロウィルスによる感染症及び食中毒の発生を防止するためには、ノロウィルスに関する正しい知識と予防対策等が必要です。
ノロウィルスは、ヒトだけに感染して下痢やおう吐等を引き起こし、ヒトの小腸で増殖するウィルスです。ヒト以外の細胞の中では増殖しません。(食品中では増殖しません)
大きさは直径0.03μm(1μm=1/1000mm)前後のほぼ球体で、電子顕微鏡でなければ観察できません。
2002年8月の国際ウィルス学会で、それまでSRSV(小型球形ウィルス)といわれていたものの1つが、「ノロウィルス」と命名されました。
我が国における月別の発生状況をみると、一年を通して発生はみられますが11月くらいから発生件数は増加しはじめ、1~2月が発生のピークになる傾向があります。
ノロウイルスの感染経路はほとんどが経口感染(口から体内に入ること)です。
一般的に3通りの感染パターンが考えられます。
① ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を,生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
② 食品取扱者(食品の製造等従事者,飲食店における調理従事者,家庭で調理を行う者などが含まれます。)の手指がノロウイルスに汚染されており,その手を介して汚染された食品を食べた場合
③ ノロウイルス感染者のふん便やおう吐物から二次感染(間接的に感染)した場合
家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところで,ヒトからヒトへ直接感染する場合もあります。
09:00:00
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改めてノロウィルスを学んでみましょう
○冬季を中心に、ノロウィルスによる健康障害が多発しています。
○幼児や高齢者など体の抵抗力が弱っている者がノロウィルスに感染すると、重症になることがありますから注意してください。
○ノロウィルスは、ほとんどの場合、何らかの事情で口から体内に入ることにより感染します。
○感染予防の基本は手洗いです。日頃から、食事前やトイレの後などにおいて、手を洗う習慣をつけましょう。
○手を洗う時は、石けんを使って、腕から指先までしっかり水洗いしましょう。
○二次感染(間接的な感染)を防ぐため、患者のふん便やおう吐物等に直接触れないよう、手袋を着用するなど、処理には十分注意してください。処理した後は、石けんでしっかり手を洗い、うがいをしましょう。
○体調が悪いときは早めに医師の診察を受けましょう。
○以下を参考に、ノロウィルスによる感染症及び食中毒の発生を予防しましょう。
ノロウィルスによる感染症及び食中毒の発生を防止するためには、ノロウィルスに関する正しい知識と予防対策等が必要です。
ノロウィルスは、ヒトだけに感染して下痢やおう吐等を引き起こし、ヒトの小腸で増殖するウィルスです。ヒト以外の細胞の中では増殖しません。(食品中では増殖しません)
大きさは直径0.03μm(1μm=1/1000mm)前後のほぼ球体で、電子顕微鏡でなければ観察できません。
2002年8月の国際ウィルス学会で、それまでSRSV(小型球形ウィルス)といわれていたものの1つが、「ノロウィルス」と命名されました。
我が国における月別の発生状況をみると、一年を通して発生はみられますが11月くらいから発生件数は増加しはじめ、1~2月が発生のピークになる傾向があります。
ノロウイルスの感染経路はほとんどが経口感染(口から体内に入ること)です。
一般的に3通りの感染パターンが考えられます。
① ノロウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を,生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合
② 食品取扱者(食品の製造等従事者,飲食店における調理従事者,家庭で調理を行う者などが含まれます。)の手指がノロウイルスに汚染されており,その手を介して汚染された食品を食べた場合
③ ノロウイルス感染者のふん便やおう吐物から二次感染(間接的に感染)した場合
家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところで,ヒトからヒトへ直接感染する場合もあります。
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