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2010/06/23  民主党のマニフェスト違反の数々

 民主党の前回衆議院選挙のマニフェスト(公約)で、時間の経過とともに縮小したり、反故(ほご)にされた物がいくつもあります。
 民主党の政策数179に対し実施35、一部実施59の計94で、実施率は52.5%。(2009年衆議院選挙マニフェスト進捗状況 2010年6月11日現在/民主党マニフェストより)
 この実施率だって民主が選挙前に声高にうたった目玉政策では実施率が低い。
 形だけ検討して先送りするのは実施とは言わないと思うな。

・4年間でマニフェストを実行する→
 外国人参政権や夫婦別姓など、マニフェストに無い法案は全力で推進
・子供手当てを出します →
 満額支給断念 満額でないので負担増世帯が増えた 財源は地方が負担、来年度以降は財源の見通しなし
・埋蔵金を発掘します→
 埋蔵金はありませんでした…
・公共事業9.1兆円のムダを削減→
 事業仕分けで0.6兆円削減しました。
・天下りは許さない→
 政府策定中の「国家公務員退職管理基本方針」では「現役の天下り」を手厚い内容で容認
・公務員の人件費2割削減→
 法案を再来年以降に先送り 天下り先も無くすと更に肥大化
・増税はしません →
 扶養控除、配偶者控除の廃止、タバコ税と酒税を増税、相続税と内部留保課税、消費税、所得税の増税も検討、環境税導入も検討
・暫定税率を廃止します→
 維持しました(自動車取得税、自動車重量税、軽油取引税、揮発油税・地方道路税)今ガソリン高いんだけど…
・赤字国債を抑制します→
 過去最大の赤字国債を発行(総額44兆円)
・クリーンな政治をします→
 鳩山小沢北教組の違法献金と脱税 現職議員逮捕、議員辞職も離党もせず
・沖縄基地は最低でも県外に移設→
 県外移設断念 「『最低でも県外』は民主党の公約ではなく、私自身の代表としての発言」(鳩山)
・内需拡大して景気回復をします→
 デフレ進行、景気対策補正予算の執行停止 CO2 25%削減表明、鳩山不況に突入しました
・コンクリートから人へ→
 道路整備事業費が608億円増(民主の弱い選挙区へ) ホワイトビーチ埋め立てに一兆円
・高速道路は無料化します→
 土日1000円やめて値上げします(凍結中)
・ガソリン税廃止→
 そうでしたっけ?フフフ
・消えた年金記録を徹底調査→
 「年金記録を回復する必要性は薄れた」(長妻)
・医療機関を充実します→
 日本の医師免許を持たない外国医師の診療を可能にする制度改正を検討
・農家の戸別保障→
 政府米買入れ廃止で米価暴落、農家悲鳴
・最低時給1000円→
 実現時期「2020年までに」大幅先送り
・消費税は4年間議論すらしない→
 消費税率10% 元ネタは自民党案からまねフェスト、逆進性で低所得者には負担増
・年金を事務費に流用しない→
 2010年度に2000億円流用済み
・高校生の特定扶養控除維持→
 縮減へと一転

 民主党の輿石東参院議員は「まだ経験不足。赤ちゃんで言えばよちよち歩き」「苦しかった経験。2人とも必死でやっているのになんでわかってくれないんだろうなあという気持ちがあった」なんて言って、さも国民が悪いみたいに言い訳してる。
 野党時代の民主党は「いつでも政権交代が出来る様に『次の内閣(ネクストキャビネット)』を作ったから準備万端」だったはずなのに、実際は役に立たなかった。
 支持率は上記の様にちっともマニフェストを実行しないから下がったんだよね。

 貴方は民主党の参院選マニフェストを信用出来ますか?
 私は出来ないね。

2009/08/31  フラグが立った!?

 「故人献金問題」を東京地検は諦めてなかったのね。
 まぁそりゃそうだわ、「秘書が…」で済む問題じゃないもんね。

東京地検、鳩山・二階氏の「献金問題」捜査へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090831-OYT1T00246.htm
 衆院選の終了を受け、東京地検特捜部による政治資金に関する捜査が動き始める。当面の焦点は、鳩山由紀夫・民主党代表の「故人献金」問題や、準大手ゼネコン「西松建設」から二階俊博・経済産業相の政党支部への偽装献金問題だ。


 鳩山代表側の調査によると、同代表の資金管理団体「友愛政経懇話会」は2005~08年の政治資金収支報告書に、死亡した人や実際に寄付をしていない人を「寄付者」と偽って記載した。虚偽記入をしたのは会計担当の公設第1秘書(解任)で、虚偽記入は4年間で193件、総額約2177万円に上り、同代表側は収支報告書を訂正している。

 この問題では、「鳩山由紀夫を告発する会」と称する団体が7月、この元秘書や鳩山代表らを政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で刑事告発。特捜部は今後、同懇話会に会計帳簿の提出を求めたり、「寄付者」とされた人から事情を聞いたりしていくとみられる。

 また、西松建設が06~07年、社員らの個人献金を装い、二階経産相が代表を務める政党支部に計600万円を献金したとされる問題でも、同支部の会計責任者らが同法違反(虚偽記入など)容疑で告発されており、特捜部は今後、起訴するかどうかを最終判断する。

 一方、西松建設からの違法献金事件で、同法違反で起訴された小沢一郎・前民主党代表の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)については、東京地裁で7月下旬、公判前整理手続きのための三者協議が始まった。しかし、争点整理に時間がかかっており、初公判は早くて11月とみられている。
(2009年8月31日05時20分 読売新聞)
 現職の首相の逮捕なんてならないよね?
 そんな事になれば、国際社会で日本の信用がなくなる。
 来月には20カ国・地域首脳会合(G20)が行われて、鳩山は出席の予定だ。

 説明責任を果たしたと思っているのは鳩山本人ぐらいだし、庇いきれなくなったら民主党は分裂しそうだ。
 それでまた政治不信をまた招く結果になりそうで怖いね。

2009/07/20  第一党!でも、烏合の衆か?民主党

都議選から1週間経ちましたが、第一党に躍進した民主党には早くも不安要素が一杯のようです。

風の行方は?民主、都議選圧勝も希薄な一体感
2009.7.19 22:12産経新聞
 東京都議会選挙で圧勝し、第一党に躍り出た民主党。自民・公明を与党としてきた石原慎太郎知事の残り任期2年の都政運営は大きな岐路に立った。ただ、今回の都議選で民主党は告示直前に擁立した新人が複数当選し、1、2年生議員が8割と“風”に乗った感は否めない。選挙中、党の方針と異なる意見を訴えた候補者もいた。衆院解散を前に、党執行部と都議側との乖離(かいり)も浮き彫りになり、今後、議会運営の責任を全うできるのかは不透明だ。(石元悠生)
 衆院解散がほぼ確定した15日。都議会では民主の当選者を集め、都議選後初の会合が開かれた。会合は予定を大幅に超え、2時間半に及んだ。

 「執行部が、幹事長など都議団の役員人事を都連会長の菅直人衆院議員ら幹部3人へ一任すると提案したのが紛糾の発端」。出席者の一人は明かす。

 「衆院選まで時間がない。都議が幹事長選挙に没頭している余裕はない」と主張する菅氏に、都議は「きちんと選挙で決めるべきだ」と猛反発した。

 一任派と選挙派の間に怒号が飛び交う。菅氏は顔を紅潮させて怒鳴った。

 「政治家だろう。衆院選のことも考えてほしい」

 結論は出ず、23日の議員総会に持ち越されることに。執行部と都議との隔たりが露呈した一幕だった。

 都議選で民主は42選挙区のうち、9割の38選挙区でトップ当選した。229万8494票を獲得し、得票率は40・8%。前回よりも約126万票増えた。一方、自民は前回より11万8560票増やし145万8108票(得票率は25・9%)としたが、38議席の獲得にとどまった。得票数を衆院選小選挙区に当てはめると、民主の22勝1敗だ。

 1人区では民主が6勝1敗。千代田区では6期連続当選の自民都連幹事長が、告示9日前に出馬表明した26歳の民主新人に敗れた。告示までの1カ月で民主が公認したのは計7人。5勝2敗だった。

 「告示の3日前に公認された候補が通ったり、2週間前から始めた候補が、自民のエースを破る現象は異常。浮薄な選挙になった」
 石原知事は何度もこう語った。

 では、民主は第一党の責任を全うできるのか。当選54人のうち新人は過去最高の22人で、当選1、2回が全体の約8割を占める。

 都の幹部職員は「経験の乏しい都議が都庁の仕事を理解せずに議員の調査権を振りかざす可能性もある。早急に議員教育が必要だ」と危惧(きぐ)する。

 しかも、党の方針に反旗を翻す都議や候補も多い。

 都議選の争点の一つ、五輪招致。民主は賛成の立場なのに、ある候補は選挙公報に「ほかにすべきことがある」と明記し、反対の意を唱えた。石原知事が3選を果たした19年の都知事選では、数人の民主都議が知事支援に回って、処分されたこともある。

 国政の民主同様、統一感を欠く党内の調整が急務になる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090719/lcl0907192214002-n1.htm

第一党とは言え、都議の過半数(64人)には10人程足りません。
他党との共闘もありえますが、共産党(8人)の協力があってもまだ足らない。
やはり公明党との連携が必要になりそうですね。
まして、党内で意見の一致が難しい民主党では、党議拘束が難航しそうです。

自民党が大敗しても、依然キャスティングボードを持つ公明党は都議内で存在感を示して欲しいですね。

2009/07/01  金、金、金の民主党

やっぱり5万円以下の献金も問題ありそうです。
TVではあまり報道しないね。
民主党よりの依怙贔屓があるのか?

匿名献金が突出 鳩山代表、5年で2億3千万円
2009年7月1日5時3分朝日新聞
 民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書で、5万円以下などの条件を満たす匿名の個人献金の総額が、03~07年の5年間で計2億3千万円に上り、国会議員のなかで突出して多いことがわかった。

 匿名の個人献金の処理についても、「故人献金」で今回問題になった公設秘書が担当したという。謝罪会見で記者が「5万円以下の匿名献金も一定額ある」と指摘すると、調査にあたった弁護士は「その部分は終わっていない。調査を続ける」と説明した。

 政治資金規正法は、政治家の活動資金に透明性を持たせる観点から、献金者の氏名と献金額を収支報告書に記載することを義務づけている。ただし年間5万円以下、税の控除を受けないなどの条件を満たす小口の個人献金者は氏名や住所を記す必要がなく、「その他献金」として合計のみを記載すればよいとしている。

 修正前の03~07年の収支報告書によると、鳩山氏が集める個人献金は年間約5千万~1億1千万円で、与野党の代表クラスの政治家の資金管理団体と比較しても抜きんでている。ここ5代の自民、民主党の総裁、代表経験者と比較しても(表参照)、総額で突出している。

 さらに、鳩山氏の個人献金のうち、匿名の小口献金である「その他献金」は03年が約8千万円、04年約4600万円、05年約4千万円、06年約3700万円、07年約2800万円となっている。年平均で約4600万円は、他の総裁、代表経験者の平均約140万円を大きく上回る。03年は少なくとも1500人以上の匿名者からの小口献金があったことになる。

 「その他献金」の扱いは法にのっとった処理であり、それ自体に問題はないが、今回の「故人献金」のように実際に献金したかどうか、第三者が直接確認することはできない。

 鳩山氏は企業団体献金を禁止して個人献金を推進する立場。税額控除を強化するよう主張もしている。自らの場合は、税額控除の対象とならない匿名献金が多いという矛盾を抱えた格好だ。
http://www.asahi.com/politics/update/0701/TKY200906300349.html
麻生をカップ麺の値段で叩いたマスコミはポッポにどんなツッコミをするんだろう?
それとも総資産165億円の人の2億3千万円だから大した事ないとでも言うのか?

こんなにお金のスキャンダルが多い政党なんですよ、民主党は!

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