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「ガンダム」立佞武多が出陣へ

　今夏、アニメキャラクターの「機動戦士ガンダム」が、五所川原立佞武多（たちねぷた）に出陣する。ガンダムの版権許諾を受け、キャラクターのイベントを運営する「キャラホビ2007」の実行委員会が二十八日、県庁を訪れ、三村申吾知事に報告した。

　ガンダムの立佞武多は、ライフルとシールド（盾）を持ち、空母から発進する場面を再現する。最も人気の高い初期版の「ファーストガンダム」というキャラクターを採用した。高さは十一メートルで、重さは一トン。四月から五所川原市の「立佞武多の館」で製作が始まり、七月末に完成予定。八月四－八日に開かれる祭りに“出動”する。

　実行委の山口英生事務局長は「立佞武多は日本最大のフィギュアではないか。『立佞武多の館』から出る姿は、本物のアニメさながらの迫力あるシーンになる」とPRした。

　三村知事は「世界中で親しまれているキャラクター。リアリティーあふれる立佞武多で、観光客らに感動を与えることができる」と喜んでいた。

　ガンダムの立佞武多は、八月十八、十九日に幕張メッセ（千葉市）で開かれるイベント「キャラホビ2007」でも展示される。