2010/11/21  2010年度任用試験 「日顕宗を破す」

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 世界広布と創価学会「日顕宗を破す」

2.日顕宗を破す
 ここでは、広宣流布を妨害しようとする魔性を現した日顕宗(前法主の日顕によって邪教と化した日蓮正宗宗門のこと)の邪義を明らかにし、破折を学びます。

悪と戦う
 日蓮大聖人は立正安国論で、「如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには」(24ページ、通解──災難を根絶するには、かの千万の祈りを修めるよりは、この一凶を禁じなければならない)と仰せです。仏法を正しく実践するうえで大事なことは、成仏を妨げる悪縁となる「一凶」と戦い抜いていくことです。
 また、「いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにも・せめざれば得道ありがたし」(1494ページ、通解──どのような大善をつくり、法華経を千万部も読み、書き写し、一念三千の修行を成就した人であっても、法華経の敵を責めなければ、仏道を得ることはできないのである)とある通り、日蓮大聖人は、どんなに仏道修行を重ねても、「法華経の敵」を責めなければ成仏することはできないと仰せです。
(略)
 すなわち現代の「一凶」「法華経の敵」謗法(正法を謗ること)の法主・日顕であり、日顕及びその後継者が支配する現宗門「日顕宗」にほかな恥りません。
(略)

宗門事件の経過
 日蓮大聖人の広宣流布の精神と実践は日興上人に正しく継承されました。しかし、時代が経るごとに、日蓮正宗宗門では、そうした精神と実践が形骸化して「葬式仏教」と化し、僧侶の権威化が進み、僧俗の差別が行われるようになってしまいました。創価学会が創立されるころには、まさに法滅という状況でした。
 創立以来、広宣流布の実現を目指す大願を貫いてきた創価学会は、宗門に対して正すべきは正しながら、宗門を支えてきました。戦後、宗門が経済的に疲弊していた時から赤誠の真心で宗門を守り、350以上もの寺院を建立して寄進してきました。
(略)
 ところが、日顕が法主になって以来、広宣流布のために宗門を支えていこうとする学会の誠意を踏みにじって僧侶が宗教的権威をふるう信徒蔑視の体質が一層強まりました。"僧侶が上で在家の信徒は下"と見下す日顕は、世界宗教へと飛躍する創価学会と、その指導者であり、各界から賞讃される池田名脊会長への嫉妬に狂い、これまで宗門を護り支えてきた学会を破壊しようと画策したのです。
 平成2年(1990年)、日顕は、学会を切り捨てて一部の会員信徒を宗門に隷属させるために、「創価学会分離作戦」(C作戦)という陰謀を企て、実行に移しました。すなわち、同年12月、宗門は宗規(宗門の規約)を一方的に変更し、池田名誉会長に対して、法華講(宗門の信徒団体)総講頭の役職罷免を通告してきたのです。
(略)

日顕宗の大罪と邪義
 日顕宗では法主を絶対とする、誤った法主信仰を根幹としています。その前提として、法主だけに流れ通う"神秘的"な血脈があるなどとします。そうした考えを生む根本には、信徒蔑視の体質があります。
(略)

①広布破壊の謗法
 広宣流布の団体・学会を破壊しようと、C作戦を推進していた日顕宗は、平成3年(1991年)11月、学会に「破門通告書」を送ってきました。そこには御書の引用もなく、学会を破門する教義上の根拠も全く示されていませんでした。単に"学会が宗門に服従しないから"という権威的・感情的な主張が繰り返されていたに過ぎません。
 「大願とは法華弘通なり」(736ページ)、「広宣流布の大願」(1337ページ)と仰せのように、広宣流布は日蓮大聖人の御遺命です。
(略)

②法主信仰の邪義
 日顕宗が終始、主張しているのは"法主は絶対であるから、ともかく法主に従え"という「法主絶対論」「法主信仰」です。
 法主が絶対であるなどという教義は、大聖人の御言にも日輿上人の御教示にも一切なく、完全に大聖人の教えから逸脱した「邪義」です。
 日興上人は日興遺誠置文で「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事」(1618ページ、通解──たとえ、時の貰首であっても、仏法に背いて、勝手な自説を立てた場合には、これを用いてはならない)と、仏法に背いた法主を用いてはならないと戒められています。この戒め自体が法主絶対論を否定しています。

③誤った血脈観
 日顕宗では前の法主から相承を受けるだけで、仏の悟りが次の法主に伝えられるという神秘的な血脈観を主張しています。
 しかし、このような血脈観も日蓮大聖人や日興上人の教えとは全く関係のない「邪義」に過ぎません。
 大聖人が生死一大事血脈抄で「日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめん」(1337ページ、通解──日本国の一切衆生に法華経を信じさせて、仏に成る血脈を継がせようとしている)と仰せのように、本来、血脈とは万人に開かれたものであり、一部の人だけが独占するものではありません。
 同抄で「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(1338ページ、通解──信心の血脈がなければ、法華経を持っていても功徳はないのである)と仰せのように、血脈の本質は信心であり、血脈とは正しい信心の異名にほかなりません。
(略)

④僧俗差別
 日顕宗は、"僧侶が上で在家は下""僧侶が師で在家は弟子"などと主張し、僧侶と在家を露骨に差別しています。
 しかし、日蓮大聖人は「此の世の中の男女僧尼は嫌うべからず法華経を持たせ給う人は一切衆生のしうとこそ仏は御らん候らめ」(1134ページ、通解──この世の中で法華経を持つ者は、男女・僧尼を問わず、一切衆生の主に当たると、仏は御覧になっているであろう)と僧俗平等こそ本来の僧俗関係であることを示されています。
(略)

⑤化儀の悪用
 日顕宗の大罪の一つとして、葬儀、法要、戒名、塔婆などの化儀を悪用し、仏法を金儲けの道具にしてきたことが挙げられます。
 現在、宗門が行っているような僧侶による葬儀、法要、戒名などの化儀は、大聖人御自身が定められたものではなく、後の時代に作られたものに過ぎません。宗門は僧侶による葬儀が成仏のために不可欠であるなどと主張していますが、そのようなことを大聖人は一切言われていません。
 むしろ、「過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり」(1423ページ、通解──過去の慈父尊霊は、存命中に南無妙法蓮華経を唱えたのですから、即身成仏の人なのです)等と仰せのように、各人の成仏は生前の信心・実践によることを強調されています。大聖人の御教示を無視して、僧侶による葬儀が成仏のために不可欠である、などと言うこと自体、大聖人の仏法を歪める大罪となるのです。

⑥腐敗堕落
 大聖人は僧侶の在り方について「但正直にして少欲知足たらん僧こそ真実の僧なるべけれ」(1056ページ、通解──ただ正法に対して素直で、少欲知足である僧こそが真実の僧である)と、欲望が少なく、わずかで満足する質素な振る舞いであるべきことを示されています。
 しかし、日顕をはじめ日顕宗の悪僧の実態は腐敗堕落を極め、大聖人の御教示とは全く逆のものになっています。
 大聖人は、こうした仏法利用の悪僧について「法師の皮を箸たる畜生」(1386ページ)、「食法がき(餓鬼)」(1111ページ)と厳しく破折されています。
 ◇
(略)
 その正邪はあまりにも明らかであり、大聖人の御遺命である広宣流布を実践する学会にこそ、日蓮仏法の本義は脈々と受け継がれているのです。
 私たちは、日顕宗の悪を断固、打ち破り、さらに世界広布の大きな流れを開いていきましょう。
 日顕宗を破すは設問こそ少ないですが、大事な部分です。
 6つの大罪を覚えるのは大変ですので、最低2つは覚えましょう。
 「スポーツカー持って豪邸に住んでる坊主が、葬式で僧侶が偉くて信徒は服従するんだと説法して、お金儲けしていた。それに従わない創価学会が気に入らないから破門した。『えっ、なんで破門すんの?』ってつっこまれたから、苦し紛れに法主は絶対なんだ。答えて宗門2%まで衰退。」とでも覚えましょう。(笑)


17:00:00

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2010/11/23 20:08

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