2009/01/22  もらい泣き。

この間の出来事、ある人が着任するにあたり事前に指導も受け、上司にも創価班の内容を言い念には念を入れて有給を勝ち取った。

しかし当日、同僚が急病の為に出勤しなければならなくなった。1時間の遅刻で駆けつける事になった。
部長は指導会で「私の責任です、一念が足りませんでした、申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
総括は「全ては長たる私の責任、私が不甲斐ないからこの様な結果になった。これから彼が(遅刻で)来るけども暖かく向かえてほしい、無事故で到着するのを祈ろう」と言葉を詰まらせながら、男泣きに泣いて語った。

総括は「有給を勝ち取った、それで気を抜いては駄目なんだ。彼は打てる手は全て打った。足らなかったのは私の一念だ」と。
皆は彼の状況が痛いほど知っていたし判った。総括の気持ちに私も泣いた。

一時間後、到着した本人は開口一番「言い訳の使用がありません、申し訳ありませんでした」とただただ頭を下げた。部長もまた頭を下げた。
皆、拍手こそしなかったが、心では万感の拍手をしていたと思う。

最後に総括は、また少し涙声で「さあ、暗い顔はお終い、笑顔で朗らかに行こう」と宣言した。