2010/03/27  大楠公

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 本部幹部会でも何度となく歌われる「大楠公」「桜井の訣別」の歌。
 先日、壮年部大会で使う為に某本部長が趣味のビデオ編集を生かしミュージッククリップ(&カラオケ)を作って来た。

 焼いたDVDを開場前に試写してみてと音響係の私に持って来た。

♪青葉茂れる桜井の
 里のわたりの夕まぐれ
 木(こ)の下陰(したかげ)に駒とめて
 世の行く末をつくづくと
 忍ぶ鎧(よろい)の袖(そで)の上(え)に
 散るは涙かはた露か

 正成(まさしげ)涙を打ち払い
 我子(わがこ)正行(まさつら)呼び寄せて
 父は兵庫へ赴かん
 彼方(かなた)の浦にて討死(うちじに)せん
 いましはここまで来(きつ)れども
 とくとく帰れ故郷(ふるさと)へ

 父上いかにのたもうも
 見捨てまつりてわれ一人
 いかで帰らん帰られん
 この正行は年こそは
 未(いま)だ若けれ諸共(もろとも)に
 御供(おんとも)仕(つか)えん死出の旅

 いましをここより帰さんは
 わが私(わたくし)の為ならず
 己れ討死為さんには
 世は尊氏(たかうじ)の儘(まま)ならん
 早く生い立ち大君に
 仕えまつれよ国の為め

 この一刀(ひとふり)は往(いに)し年
 君の賜いし物なるぞ
 この世の別れの形見にと
 いましにこれを贈りてん
 行けよ正行故郷へ
 老いたる母の待ちまさん

 共に見送り見返りて
 別れを惜む折りからに
 復(また)も降り来る五月雨(さみだれ)の
 空に聞こゆる時鳥(ほととぎす)
 誰れか哀(あわれ)と聞かざらん
 あわれ血に泣くその声を
※大楠公の歌詞は、正式には上記なんですが、学会では慣習的に
 2番の「いまし」は「汝(なんじ)」、「来れ(きつれ)」は「来れ(きたれ)」
 4番の「いまし」は「汝(なんじ)」、「わが私(わたくし)の」は「われ私(わたくし)の」
 と歌われているようです。
 説教オヤジさん忘れてました。ありがとうございました。


 とてもキレイな満開の桜をバックに奥山朝恭の曲が流れ、落合直文の詞が流れる。
 音量もバッチリ丁度良い。歌詞の大きさも色も読みやすい。
 素晴らしい出来栄えのミュージックDVDだ。

 ほぼ全篇満開桜のDVDだった。

 本部長「ヤッパ、大楠公は桜だよな。この為に去年苦労して桜を撮っておいたんだ。ホントは咲き乱れる桜の樹の下に、武将がいる画が欲しかったんだけど、コスプレは無理だもんなぁ~」と制作秘話を語ってくれた。
 私「…本部長…桜井の別れって…湊川の戦いの時期は初夏(7月)ですよ…、楠木正成が正行と別れた地名が『桜井』なだけです…。」
 本部長「……………」
 本部長「…いや…ほら…今、桜が…咲き始めたじゃない…時期的にピッタリだし・・・」orz
 私「(^^;;;本部長、勘違いしてたんですね…」(笑)

 ちなみに大結集した壮年大会ではDVDに合わた、大合唱で幕を閉じ絶賛でした。(^^)
 担当幹部からも絶賛だったが、本人は「次こそは完璧なのを…」と満足はしていない様だ。(笑)

11:00:00

コメント

Posted on 2010/03/27 13:30:14 by 里奈子

結構勘違いしている人はいるかもねーー笑

Posted on 2010/03/27 13:58:45 by JunkDark

 里奈子さん、こんにちは。
 「別れ」と「桜」ってイメージが合うもんだから、多そうですよ。
 他の人も私が言うまで、気づいてませんでした。(笑)

Posted on 2010/04/02 19:39:33 by Hermann

なるほど、私も勘違いしてたかも。(≧∇≦)/ ハハハ

Posted on 2010/04/03 21:05:43 by JunkDark

 Hermannさん、こんばんは。
 画的に美しいと、違和感無いですよね。(^^)

Posted on 2010/04/13 12:39:02 by aikichi

壮年部大会で使った某本部長制作のビデオを見たいです。
某本部長さんの許可を戴いていただけませんか?
どこかにWMVファイルでアップしていただくとうれしい。

Posted on 2010/04/13 16:06:12 by JunkDark

 aikichiさん、こんにちは。
 う~~ん、多分トラウマになっているみたいで、「封印」してるみたいです。(^^)一応聞いて見ます。
 曲ソースが著作権に引っかかるみたいだから、あまり期待しないで下さい。(^^;

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