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2009/06/23  似て非なるもの 幸福実現党

宗教団体が政治活動をするのは勿論異論はない。
が、しかし、あまりにもツッコミ所が満載で正直笑ってしまった。(笑)

幸福実現党は6月21日に読売・産経両新聞に全面広告を出した様だ。
以下は同党の公式HPにも掲載されているので、大真面目な政策党是との事だ。
決して○○の妄想からの産物ではないのです。
国憲法試案
幸福実現党創立者 大川隆法 「新・日本国憲法試案」

2009年6月15日
前文
 われら日本国国民は、神仏の心を心とし、日本と地球すべての平和と発展・繁栄を目指し、神の子、仏の子としての本質を人間の尊厳の根拠と定め、ここに新・日本国憲法を制定する。

第一条
 国民は、和を以もって尊しとなし、争うことなきを旨とせよ。また、世界平和実現のため、積極的にその建設に努力せよ。

第二条
 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。

第三条
 行政は、国民投票による大統領制により執行される。大統領の選出法及び任期は、法律によってこれを定める。

第四条
 大統領は国家の元首であり、国家防衛の最高責任者でもある。大統領は大臣を任免できる。

第五条
 国民の生命・安全・財産を護るため、陸軍・海軍・空軍よりなる防衛軍を組織する。また、国内の治安は警察がこれにあたる。

第六条
 大統領令以外の法律は、国民によって選ばれた国会議員によって構成される国会が制定する。国会の定員及び任期、構成は、法律に委ねられる。

第七条
 大統領令と国会による法律が矛盾した場合は、最高裁長官がこれを仲介する。二週間以内に結論が出ない場合は、大統領令が優先する。

第八条
 裁判所は三審制により成立するが、最高裁長官は、法律の専門知識を有する者の中から、徳望のある者を国民が選出する。

第九条
 公務員は能力に応じて登用し、実績に応じてその報酬を定める。公務員は、国家を支える使命を有し、国民への奉仕をその旨とする。

第十条
 国民には機会の平等と、法律に反しない範囲でのあらゆる自由を保障する。

第十一条
 国家は常に、小さな政府、安い税金を目指し、国民の政治参加の自由を保障しなくてはならない。

第十二条
 マスコミはその権力を濫用してはならず、常に良心と国民に対して、責任を負う。

第十三条
 地方自治は尊重するが、国家への責務を忘れてはならない。

第十四条
 天皇制その他の文化的伝統は尊重する。しかし、その権能、及び内容は、行政、立法、司法の三権の独立をそこなわない範囲で、法律でこれを定める。

第十五条
 本憲法により、旧憲法を廃止する。本憲法は大統領の同意のもと、国会の総議員の過半数以上の提案を経て、国民投票で改正される。

第十六条
 本憲法に規定なきことは、大統領令もしくは、国会による法律により定められる。

以上
大川隆法 著 「新・日本国憲法試案 ―幸福実現党宣言(4)」より
(幸福実現党公式HPより抜粋)
どうやら来月7月に出る書籍の宣伝も兼ねている様です。(笑)
そっちが主目的なのか?

で、ツッコミ所は
1.前提が憲法改正ではなく廃止&新制定な事
2.前文で神の子仏の子として思想を制限しておきながら、第二条で信教の自由と早くも矛盾。
3.主権が国民にあると明記していない。
4.大統領制に移行、しかし任期の定めが別記になる、いくらでも任期を延ばせる事になる。
5.第六条で「国会の定員及び任期、構成は、法律に委ねられる。」とあるが誰が決めるのか?国会か?大統領か?
6.そもそも大統領令とはどのような権能を持つのか触れられていない。
7.第七条の「二週間以内に結論が出ない場合は、大統領令が優先する。」は逆で国会が優先ではないのか?
8.第十条に「法律に反しない範囲で」の「法律」が上記のとおり歯止めがないので暴走する可能性が高い。
9.第十二条でマスコミの制限、言論の自由が制限される可能性がある。
10.第七条と第十四条の2つにより、大統領>議会>天皇になる。かなりの強権が予想される。
11.第十五条で憲法の改正に大統領の同意が必要。ここでも大統領>国民の構図


たった16ヶ条の憲法で矛盾がいっぱいだ。(笑)
もう一度言う、決して○○の妄想からの産物ではないのです。
同党の政策党是ですよ。大真面目ですよ。

なんか15~16年前のオウム教団みたいだね。
移民受け入れで3億人人口とか、現実的な手法も証さない政策などもある様だ。
思いつきの様な政策と理想論でマスコミに取り上げられてる。

宗教団体が政治活動をすると世間からは色々とツッコミが入ります。
創価学会も公明党も今まで散々ツッコまれてる。
そのツッコミ耐えられる政策や党是でないと現実に当選は無理だと思う。

幸福実現党の党首は教祖の妻だし、政策に宗教色が入っているしあんまり変な事言わんでくれ。
創価学会の公明党支援とは全く似て非なるものだ。
これでまた「政教一致」と言い出す勘違いの輩が出て来るじゃないか。(´ヘ`;)ハァ

追記:一部訂正しました。

2009/06/16  なぜ、沖氏は持論にこだわるのか?

沖浦克治氏の持論に
238 :沖浦克治:2009/03/06(金) 06:44:30 ID:AJ3hr85o0
 皆成仏道の法華経が、曼荼羅本尊となっていますね。
これは明らかな邪義ですよ。曼荼羅は法華経ではありません。
末法の法華経はお題目です。御書に明確ですね。
(略)
と言うのがあります。

当たり前の再確認ですが、創価学会公式の三大秘法は「本門の本尊」「本門の題目」「本門の戒壇」です。
そして一大秘法とは「本門の本尊」の事です。
昭和30年代の公式書物を見ても一大秘法を「本門の題目」と書いた物はない。
栓ずれば上記の「末法の法華経」は「本尊」になりますね。
疑い様のない事なのですが、沖氏は頑として認めていません。

思い起こせば創価仏法研鑽掲示板の「三大秘法について考えませんか
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3764/1216869448/
に於ても執拗に「題目」「題目」と主張されています。

ログを見れば判りますが沖氏は「題目」「本尊」「曼荼羅」の定義が曖昧です。
どうもスレ立て時から結論ありきで日蓮大聖人の本懐は題目で話を進めてる。
それ以外は他者がどんなに御書を引いても、池田先生の指導を引用しても聞く耳を持ちません。
沖氏は昔受けた教学試験で「一大秘法は本門の題目と習った」と言い続けます。
公式書物でも「本門の本尊」なのだから、「記憶違いしていた」と認めれば良いのに持論に執着をしていますね。

ではなぜ、そこまで持論に執着をするのか?と思索すると少し見えて来た。

思い起こせば、彼はネットデビュー時から脚光を浴びてました。
本名を喧伝し、ネットで弘教を言い、法華板等あちこちに出没していた。
時代の寵児とでも言いましょうか?
当時の学会系の掲示板を見ていれば必ずと言って良い程にお見かけした。

しかし、2004年の自身の起した不祥事は、相当に彼の自尊心を相当に傷つけたのではないでしょうか?
以後、法華板に行けば不祥事を突かれる事に…。

私は忙しかったのもあって、不祥事発覚直後から去年の秋口まで学会系のネットを見ていない。
その後の沖氏がどの様な態度だったのかは知らない。
どうやらログや書込みで反省の弁を述べられた様だ。
しかし、一時期の勢いは無い様で、その後は直接対論など手法を変えている様だ。

「直接会って話をしよう」との問い掛け&実行は、再び脚光を浴びたのではないでしょうか?
私から見れば危うい行為にしか見えないが、当時を知らない私は何とでも言えるので…。(笑)
去年に私が又学会系の掲示板を見る様になった頃には直接対論は賛否があった様に見受けられた。


で推察、現在の持論の展開は三度脚光を浴びる為の方策なのでは?
沖氏の自尊心を満足させる為の手段として言っているのでは?
「一大秘法は題目」「日蓮大聖人の出世の本懐は題目」「本尊は己心の妙法」などは当然に創価学会では誰も言わない事だ。
教学無き者には、斬新に聞こえるだろう。
だって気持ちいいよ、今の自分を全肯定してくれるんだからね。
しかし、ただ題目だけを本尊にして、それを広めるのは、「法体」の広宣流布なのでは?
池田先生は「化儀」の広宣流布と言われたのではなかったか?
ここでも師匠の言葉を拒否している事にならないだろうか?


彼の持論が「脚光を浴びる自尊心」のなせる業ならば、自語相違や定義が曖昧なのも納得がいく。
全ては目的の為で、論理的精査や研鑽などはいらない。
他人と違う事を言い、斬新であれば良いのだからね。

私の推察は当らずとも遠からずではないでしょうか?
なので、沖板に行くのは沖氏の思惑通りになるので私は行かない。(笑)

2009/06/13  助かったと思ったら…。

映画のファイナル・デスティネーションを思い出す事故のニュースが2つあった。

墜落の仏機に乗り遅れ 命拾いの女性が事故死
2009.6.12 23:13産経新聞
 乗客乗員228人を乗せたエールフランス機が大西洋に墜落した事故で、同機に乗り遅れ、事故を免れたイタリア人女性(64)が翌日にオーストリアで交通事故に遭い、その後死亡した。オーストリア通信などが12日、伝えた。

 女性は夫(66)とブラジルで休暇を過ごし、事故機で欧州に戻る予定だったが、夫婦は5月31日、同機が出発したリオデジャネイロの空港への到着が遅れ、命拾いをした。

 夫婦は翌日の便でドイツに着き、夫が運転する車でオーストリア国内を走行中にトラックと衝突。女性は病院に搬送されたが、6日に死亡、夫も重傷を負った。夫の居眠り運転が原因だったとみられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090612/erp0906122313007-n1.htm
アメリカの山間部で日本人とみられる女性が遭難 救助した警察ヘリが墜落、女性死亡か
アメリカ・ニューメキシコ州の山間部で日本人とみられる女性が遭難し、9日、警察のヘリコプターに発見・救助されたが、このヘリコプターが墜落し、現地メディアは、女性が死亡したと伝えている。
地元警察によると、ヘリコプターに乗っていたのは、ニューメキシコ州に留学中の日本人女性、ヤマモト・メグミさん。
ヤマモトさんは9日、ハイキング中に遭難し、警察に救助を求めた。
その後、警察のヘリコプターに発見・救助されたが、このヘリコプターは引き返す途中に墜落した。
ヘリコプターには、ヤマモトさんのほか、操縦士と警察官が乗っていて、地元メディアは、救出された警察官の証言として、ヤマモトさんが死亡したと伝えている。
(06/12 06:18)FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00157001.html


ファイナル・デスティネーション 特別版 [DVD]
ファイナル・デスティネーション 特別版 [DVD]
作者:
出版社/メーカー:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2004-04-23
定価:¥ 1,890 
Amazon価格: 
メディア:DVD

映画はシリーズ物で、今度4作目が公開される様だ。

人の運命や宿業は逃れられない様に感じるね。
斯様な不運を諦めて受け入れる事が出来る人はそう多くないと思う。

私も仕事柄労災などで、いつ過酷な災難に晒されるか判りません。
でも、どの様な運命宿業だとしても、乗り越えて生きたい。
所詮臨終只今にありと解りて信心を致して南無妙法蓮華経と唱うる人を「是人命終為千仏授手令不恐怖不堕悪趣」と説かれて候(生死一大事血脈抄P1337)
これは「いま死んでもいい」の投げやりではなく「いま死んでも悔いはない」の全力の生き方です。
鎌倉時代は災害や戦乱で平均寿命は24歳程、今の寿命の1/3で死んでしまう感じです。
日本人で、明日死ぬかもと思って生きている人は少ないだろう。
でも、「死」は確実に平等にやってくる。
今日出来る事は今日する、先延ばしにして悔いを遺さない様にしたい。

最後に事故の犠牲者のご冥福をお祈り致します。

2009/06/11  「印鑑買わねば命なくなる」 統一教会

相も変わらず、物品販売の宗教ですね。

「印鑑買わねば命なくなる」と印鑑販売の疑い 統一教会を捜索 警視庁
2009.6.11 07:55産経新聞
 印鑑販売会社「新世」(東京都渋谷区)の販売員が姓名鑑定で不安をあおり高額な印鑑を購入させた事件で、警視庁公安部は11日朝、特定商取引法違反(威迫・困惑)の疑いで、同区渋谷の世界基督教統一神霊協会(統一教会)渋谷教会など関係先の家宅捜索に乗り出した。

 公安部は新世が統一教会の関連企業とみており、新世の会社関係者ら7人前後を同日中にも取り調べ、容疑が固まり次第、逮捕する方針。

 公安部の調べによると、新世の20~40代の女性販売員らは、平成19年10月から今年2月までの間、渋谷区の路上で声をかけた30~60代の女性を新世の事務所内に連れて行き、姓名鑑定を行ったうえで、「印鑑を買わないと命がなくなる」などと恐怖心をあおって印鑑を販売した疑いが持たれている。

 公安部によると、販売員は統一教会に所属。印鑑は通常3本セットで120万円で販売され、販売実績や顧客リストなどが統一教会に送付されていたという。公安部は統一教会が組織的に関与した疑いがあるとみており、背後関係について調べを進める。

 統一教会をめぐっては、高額な水晶彫刻を購入させたとして、福岡県警が5月に同容疑で教会の女性信者を逮捕、統一教会福岡教会を家宅捜索している。警視庁は今年2月に新世を家宅捜索して実態解明を進めていた。捜索時、統一教会は「『新世』とは関係ありません」とコメントしていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090611/crm0906110756005-n1.htm
販売実績の報告を受けて顧客リストを持ってたら組織的でしょうな。

なぜ、壷や印鑑、水晶で助かるのでしょうか?
信徒の方、法理を教えてください。

追記
「先祖の霊が邪魔をしている」とかも言って売ってたみたいだね。
先祖商法でもあるのね、キリスト教って先祖信仰ってあったけ?
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