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2011/08/18  青年教学1級 はじめに。

 各段で、疑問質問があれば、考察していきたいと思います。
 奮ってコメント欄に書いて下さい。(^^)


 こちら「御書自習会~経太郎のページ~」で、今回の予想問題を作られています。
 ふるって活用しましょう。(^^)
 2011/9/8追記

 10月2日に、青年教学の1級試験が行われます。
 私にとっては最初で最後の1級試験になります。(^^)
 前回2006年の時よりは、試験範囲(前回は観心本尊抄、生死一大事血脈抄、兄弟抄、諸法実相抄、日顕宗を破すだった。)は狭いかも知れませんが、その分深いと思います。

 【出題範囲】
 開目抄(全編、P186~P237)
 撰時抄(P258 18行目~P259 14行目、P287 8行目~P288 7行目)
 御義口伝
  「南無妙法蓮華経」(P708初め~11行目)
  「寿量品廿七箇の大事」の「第一南無妙法蓮華経如来寿量品第十六の事」~「第四如来如実知見三界之相無有生死の事」(P752初め~P754 8行目)、「第十一自我得仏来の事」(P756 7行目~11行目)「第十九毎自作是念の事」(P758 14行目~18行目)、「第廿二自我偈始終の事」(P759 7行目~11行目)
 日顕宗を破す。
 になります。

 開目抄は全編との事ですが、大白蓮華の臨時増刊号を見ると全50段の内、第7~14段、第18~19段、第24~31段、第35段、第39段が飛ばされてますね。
 大白蓮華を編纂されている方と、出題者は当然に別人ですので、飛ばされた部分から出題する可能性はあるのかな?(笑)
 多分、出題される可能性が低い段(重要ではない、と言う意味ではありません。寧ろ難しすぎるので出ないと思う。)なので、紙面の関係もあって飛ばされてるんでしょうね?
 大白蓮華に載ってないからと言って、読み飛ばすのではなく御書で何度かは全編拝読しましょう。
 開目抄の全体の流れが把握できます。
 これは大事ですので、必ず拝読しましょう。(^^;

 私もこの休み期間に区長から講義を受け、まだまだ途中なのですが、なるべく早めに記事を纏めたいと思います。m(_ _)m

2011/02/24  三障四魔紛然として競い起る

 私の所は、本日やっとこ年が明けました。(ウソ)
 すみません、かなり放ったらかしてました。m(_ _)m

 昨年は、とても思い出深い一年でした。
 部長と言う新しい立場で、挑戦の連続です。

 そんな中、3月に1通の封筒が届いた。
 かなり昔に登録した「骨髄バンク」からの骨髄提供のお願いだった。
骨髄バンク
 当時は法戦に向けての、ノンストップで走りぬけている最中。
 とても骨髄提供の為に4日も入院出来ない状況でした。
 しかし、コーディネーターに疑問やお話しをお伺いする中で、判ったのは患者の5年後生存率が提供するのとしないのでは、生存率が6割は違う事実。
 自身の骨髄バンク登録時の思いを思い出してもいた。
 本部長に相談し、区男に相談し、県書記長に相談した。
 「君の思う様にやってみなさい。その慈悲の心は無駄ではないから。」と言われた。
 戦いを止めない日時は? と地区や支部長に相談し調整を重ねた。
 コーディネーターに、「GWなら提供出来ます。」と連絡を入れた。
 すると、「では、事前検査をしますので、○○日に××病院で」と相なった。

 検査当日、仕事を半休して病院へ。
 コーディネーターから、事前説明を1時間ほど受け、承諾書にサインして検査する手順。
 血管外科の医師から、また説明を受けながら採血をした。
 連日の戦いで寝不足の為か、気分が悪くなりつつ採血終了。

 数日後、検査結果が出た。
 結果は「血液が基準外の為、提供対象外になります。これから2年間は登録解除です。」との事。
 ホッとするのと、残念な気持ちが半々。(^^;
 コーディネーターからは「血液の数値に問題があるから精密検査をした方が良いですよ。」とも言われた。
 そう言われると急に不安も押し寄せて来るのが、不思議な所。(笑)
 申し訳ない事に患者さんには、骨髄が提供出来なくなってしまい、他のドナーさんから提供で回復を祈る事しか出来ない。

 後日、再び病院に向かい、精密検査。
 検査の結果判ったのは肝臓不全とたん管ポリープの発見。
 そうか、最近疲れ易かったり、お酒に弱くなったのは連日の戦いの所為では無かったのね。(^^;;;
 幸いすぐに手術とかではなかったので良かったが、治療と生活の見直しをする事になった。
 禁酒と食生活の改善が目下の命題。
 お酒を飲まないのは平気だったが、深夜の食事を減らすのが辛かった…。

 体と相談しながらで、戦いが佳境に入った6月。
 同志のTさんが入院した。
 肺がんのステージⅢbだった。
 かなりのチェーンスモーカーだったので、冗談で肺がんになるぞ。と言ってたら本当になってしまった。
 彼は幼子もいる、働き盛りの37歳だ。
 寡黙だが熱い男で、信心強盛の「信念の人」でもある。
 一家の大黒柱が入院して家族は、さぞ大変だったと思う。
 2ヶ月に一度、経過報告してくれていた。
 10月、抗がん剤が効いて腫瘍が小さくなった。と聞いた。
 12月には、少し体調が良くないが全力で広宣流布をしています。と聞いた。
 そんな報告を聞くと自身の体調不良など、Tさんに比べれば全然軽いと触発もされ、人材育成と新聞啓蒙も出来た。

 そして先日、Tさんが霊山に旅立たれた。
 全ての戦いに勝利しての旅立ちだった。
 病室でも仏法を語り、ターミナルケアで在宅になっても友人に政治も語っていた。
 未活動だった奥さんも、活動を始めた。
 子供たちに、「お父さんは病気に勝ったぞ」と宣言し、咳きも出ず、肺がんとは思えない程の安らかな旅立ちだった。

 12月にはF先輩が41歳で急逝した、その際私はとても動揺してしまいました。
 Tさんの急報には動揺しなかった私がいた。
 F先輩やTさんが、私に信心を教えてくれたからだ。
兄弟抄P1087
 此の法門を申すには必ず魔出来すべし魔競はずは正法と知るべからず、第五の巻に云く「行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る乃至随う可らず畏る可らず之に随えば将に人をして悪道に向わしむ之を畏れば正法を修することを妨ぐ」等云云、此の釈は日蓮が身に当るのみならず門家の明鏡なり謹んで習い伝えて未来の資糧とせよ。
通解
 この法門を説くならば、必ず魔があらわれるのである。魔が競い起こらないならば、その法が正法であるとはいえない。『摩訶止観』の第五の巻きには「仏法を持ち、行解が進んできたときには、三障四魔が紛然として競い起こる(中略)だが三障四魔に決して随ってはならない。畏れてはならない。これに随うならば、まさに人を悪道に向かわせる。これを畏れるならば、正法を修行することを妨げる」等と書かれている。『摩訶止観』のこの釈は、日蓮が身にあてはまるばかりでなく、門家一同の明鏡である。謹んで習い伝えて、未来にわたる信心の指針とすべきである。
 闘病と死を見つめた年。
 体調が悪ければ、サボろうと魔が出て来る。
 楽をしようと、言い訳が思い浮かぶ。
 それでは、人間革命も広宣流布も出来はしない。

 先日の新・人間革命「人間教育5・6」で池田先生が御教示してくださった。
愚痴の怖さは、言うたびに、胸中に暗雲を広げていくことです。心を照らす太陽が闇に覆われ、希望も、感謝も、歓喜も、次第に薄らいでいってしまう。
 そこで、自分の一凶は何かを見極め、それを絶とうと決め、懸命に唱題し、自身に挑戦していくことです。そこから、人間革命の戦いが始まるんです
 心に太陽を、希望を、感謝を、歓喜を。
 魔は「愚痴」の姿でもやって来る。
 一凶は色々な場面で出て来る。
 眉間に皺寄せて、家庭訪問しても歓喜は生まれない。
 ちょっとでも愚痴が出そうなら、そのまま愚痴にせず行動で解決しよう。

 常に、「今、何が出来るか」を考えよう。
 出来ない事を言うのは簡単。
 出来る事を行動するのが難しい。
 他人や後継に、自身の広宣流布を任せるのは止めよう。
 自分の国土を三変土田をするのは、自分なのだ。
 それも自身の為でなく他人の為になら、より行動した分だけ、幸福の寂光土を築けるのだから。

2010/11/21  2010年度任用試験 まとめ

 いよいよ後、一週間になりました。
 今回の任用試験は今までと比べ、細かいかも知れません。
 年号や仏法用語が難しく、混乱するかも知れませんが、解らない時は『声に出して大白蓮華を読む』と良いです。
 黙読よりも音読の方が記憶力理解力が発揮出来ます。
 また、脳の血流を増やすのも効果的なので、半身浴しながらとかも効果があるそうです。
 (なんならその場でスクワットして血流上げるのも良いよ。)

 要点
 宝塔とは?
 まことの時とは?
 大願とは?
 国主諫暁は誰にした?
 三災七難とは?
 龍口の法難の経緯
 人本尊開顕の書とは?
 法本尊開顕の書とは?
 大聖人の出世の本懐は?
 大聖人は誰に付属された?
 十界を全て言える?
 「成とは開く義なり」ってどういう意味?
 三証を全て言える?
 五重相対を全て言える?
 種脱相対の「種」って何?
 「信行学」基本は何?
 地涌の菩薩って何?
 三障四魔全て言える?
 三類の強敵で一番手強いのは?
 転重軽受の読み下しは言える?
 願兼於業を池田先生は判りやすく「宿命を□□に変える」と示している?
 「御みやづかい」今日の私たちでは何にあたる?
 「人の振る舞い」とは「人を○○」の行動?
 3代会長の足跡は何?
 日顕宗をなぜ責めるのか?

 これらにすらすら答えられたら大丈夫。
 時間が無くて記事のアップが遅れてすみませんでした。
 今回も練習問題を作りたかったのですが、時間が取れないのでゴメンナサイ。
 時間が出来たら、アップします。時間革命しなくちゃ(^^;

2010/11/21  2010年度任用試験 「日顕宗を破す」

 世界広布と創価学会「日顕宗を破す」

2.日顕宗を破す
 ここでは、広宣流布を妨害しようとする魔性を現した日顕宗(前法主の日顕によって邪教と化した日蓮正宗宗門のこと)の邪義を明らかにし、破折を学びます。

悪と戦う
 日蓮大聖人は立正安国論で、「如かず彼の万祈を修せんよりは此の一凶を禁ぜんには」(24ページ、通解──災難を根絶するには、かの千万の祈りを修めるよりは、この一凶を禁じなければならない)と仰せです。仏法を正しく実践するうえで大事なことは、成仏を妨げる悪縁となる「一凶」と戦い抜いていくことです。
 また、「いかなる大善をつくり法華経を千万部読み書写し一念三千の観道を得たる人なりとも法華経の敵をだにも・せめざれば得道ありがたし」(1494ページ、通解──どのような大善をつくり、法華経を千万部も読み、書き写し、一念三千の修行を成就した人であっても、法華経の敵を責めなければ、仏道を得ることはできないのである)とある通り、日蓮大聖人は、どんなに仏道修行を重ねても、「法華経の敵」を責めなければ成仏することはできないと仰せです。
(略)
 すなわち現代の「一凶」「法華経の敵」謗法(正法を謗ること)の法主・日顕であり、日顕及びその後継者が支配する現宗門「日顕宗」にほかな恥りません。
(略)

宗門事件の経過
 日蓮大聖人の広宣流布の精神と実践は日興上人に正しく継承されました。しかし、時代が経るごとに、日蓮正宗宗門では、そうした精神と実践が形骸化して「葬式仏教」と化し、僧侶の権威化が進み、僧俗の差別が行われるようになってしまいました。創価学会が創立されるころには、まさに法滅という状況でした。
 創立以来、広宣流布の実現を目指す大願を貫いてきた創価学会は、宗門に対して正すべきは正しながら、宗門を支えてきました。戦後、宗門が経済的に疲弊していた時から赤誠の真心で宗門を守り、350以上もの寺院を建立して寄進してきました。
(略)
 ところが、日顕が法主になって以来、広宣流布のために宗門を支えていこうとする学会の誠意を踏みにじって僧侶が宗教的権威をふるう信徒蔑視の体質が一層強まりました。"僧侶が上で在家の信徒は下"と見下す日顕は、世界宗教へと飛躍する創価学会と、その指導者であり、各界から賞讃される池田名脊会長への嫉妬に狂い、これまで宗門を護り支えてきた学会を破壊しようと画策したのです。
 平成2年(1990年)、日顕は、学会を切り捨てて一部の会員信徒を宗門に隷属させるために、「創価学会分離作戦」(C作戦)という陰謀を企て、実行に移しました。すなわち、同年12月、宗門は宗規(宗門の規約)を一方的に変更し、池田名誉会長に対して、法華講(宗門の信徒団体)総講頭の役職罷免を通告してきたのです。
(略)

日顕宗の大罪と邪義
 日顕宗では法主を絶対とする、誤った法主信仰を根幹としています。その前提として、法主だけに流れ通う"神秘的"な血脈があるなどとします。そうした考えを生む根本には、信徒蔑視の体質があります。
(略)

①広布破壊の謗法
 広宣流布の団体・学会を破壊しようと、C作戦を推進していた日顕宗は、平成3年(1991年)11月、学会に「破門通告書」を送ってきました。そこには御書の引用もなく、学会を破門する教義上の根拠も全く示されていませんでした。単に"学会が宗門に服従しないから"という権威的・感情的な主張が繰り返されていたに過ぎません。
 「大願とは法華弘通なり」(736ページ)、「広宣流布の大願」(1337ページ)と仰せのように、広宣流布は日蓮大聖人の御遺命です。
(略)

②法主信仰の邪義
 日顕宗が終始、主張しているのは"法主は絶対であるから、ともかく法主に従え"という「法主絶対論」「法主信仰」です。
 法主が絶対であるなどという教義は、大聖人の御言にも日輿上人の御教示にも一切なく、完全に大聖人の教えから逸脱した「邪義」です。
 日興上人は日興遺誠置文で「時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事」(1618ページ、通解──たとえ、時の貰首であっても、仏法に背いて、勝手な自説を立てた場合には、これを用いてはならない)と、仏法に背いた法主を用いてはならないと戒められています。この戒め自体が法主絶対論を否定しています。

③誤った血脈観
 日顕宗では前の法主から相承を受けるだけで、仏の悟りが次の法主に伝えられるという神秘的な血脈観を主張しています。
 しかし、このような血脈観も日蓮大聖人や日興上人の教えとは全く関係のない「邪義」に過ぎません。
 大聖人が生死一大事血脈抄で「日本国の一切衆生に法華経を信ぜしめて仏に成る血脈を継がしめん」(1337ページ、通解──日本国の一切衆生に法華経を信じさせて、仏に成る血脈を継がせようとしている)と仰せのように、本来、血脈とは万人に開かれたものであり、一部の人だけが独占するものではありません。
 同抄で「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(1338ページ、通解──信心の血脈がなければ、法華経を持っていても功徳はないのである)と仰せのように、血脈の本質は信心であり、血脈とは正しい信心の異名にほかなりません。
(略)

④僧俗差別
 日顕宗は、"僧侶が上で在家は下""僧侶が師で在家は弟子"などと主張し、僧侶と在家を露骨に差別しています。
 しかし、日蓮大聖人は「此の世の中の男女僧尼は嫌うべからず法華経を持たせ給う人は一切衆生のしうとこそ仏は御らん候らめ」(1134ページ、通解──この世の中で法華経を持つ者は、男女・僧尼を問わず、一切衆生の主に当たると、仏は御覧になっているであろう)と僧俗平等こそ本来の僧俗関係であることを示されています。
(略)

⑤化儀の悪用
 日顕宗の大罪の一つとして、葬儀、法要、戒名、塔婆などの化儀を悪用し、仏法を金儲けの道具にしてきたことが挙げられます。
 現在、宗門が行っているような僧侶による葬儀、法要、戒名などの化儀は、大聖人御自身が定められたものではなく、後の時代に作られたものに過ぎません。宗門は僧侶による葬儀が成仏のために不可欠であるなどと主張していますが、そのようなことを大聖人は一切言われていません。
 むしろ、「過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり」(1423ページ、通解──過去の慈父尊霊は、存命中に南無妙法蓮華経を唱えたのですから、即身成仏の人なのです)等と仰せのように、各人の成仏は生前の信心・実践によることを強調されています。大聖人の御教示を無視して、僧侶による葬儀が成仏のために不可欠である、などと言うこと自体、大聖人の仏法を歪める大罪となるのです。

⑥腐敗堕落
 大聖人は僧侶の在り方について「但正直にして少欲知足たらん僧こそ真実の僧なるべけれ」(1056ページ、通解──ただ正法に対して素直で、少欲知足である僧こそが真実の僧である)と、欲望が少なく、わずかで満足する質素な振る舞いであるべきことを示されています。
 しかし、日顕をはじめ日顕宗の悪僧の実態は腐敗堕落を極め、大聖人の御教示とは全く逆のものになっています。
 大聖人は、こうした仏法利用の悪僧について「法師の皮を箸たる畜生」(1386ページ)、「食法がき(餓鬼)」(1111ページ)と厳しく破折されています。
 ◇
(略)
 その正邪はあまりにも明らかであり、大聖人の御遺命である広宣流布を実践する学会にこそ、日蓮仏法の本義は脈々と受け継がれているのです。
 私たちは、日顕宗の悪を断固、打ち破り、さらに世界広布の大きな流れを開いていきましょう。
 日顕宗を破すは設問こそ少ないですが、大事な部分です。
 6つの大罪を覚えるのは大変ですので、最低2つは覚えましょう。
 「スポーツカー持って豪邸に住んでる坊主が、葬式で僧侶が偉くて信徒は服従するんだと説法して、お金儲けしていた。それに従わない創価学会が気に入らないから破門した。『えっ、なんで破門すんの?』ってつっこまれたから、苦し紛れに法主は絶対なんだ。答えて宗門2%まで衰退。」とでも覚えましょう。(笑)

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